メガネ選びのポイント

【メガネを作る時間】ベストな時間、避けるべき時間は何時?

メガネを作るという行為と時間帯。一見関係のないようにも思えますが、実は最適なメガネを作るためにベストな時間帯があるのです。メガネ作りを検討されている方は是非ベストな時間帯を狙いましょう!

メガネ作りのベストな時間帯

結論から言いますと、「朝~午前中」がメガネ作りをするのに最も適した時間と言えます。

なぜ朝~午前中が最も適した時間帯なのか…それは目が疲れていない状態、つまり最も自然な状態の視力を測定することが出来るからです。スマホを見たり、パソコンを見たり、テレビを見たり、目は日常生活の中で自分でも気が付かない程疲れを蓄積しています。

多くの人がメガネを作りに行くような「午後~夕方」といった時間帯では、目が疲れ視力が下がった状態となってしまっている恐れがあります。そんな状態で視力測定をしてしまうと、本来の自分の目に合った度数とは、少しズレが生じてしまうといったケースも考えられます。

そうした小さなズレでも疲れ目の原因になり得ます。疲れ目から頭痛や肩こりを発症するなんてこともありますし、せっかく購入したメガネが視力低下の原因になる恐れも…そのためメガネを作りに行く時は正確な視力が測れる朝~午前中を狙うのがベストなタイミングなのです。

こんな時は避けよう

メガネを作る時には時間帯以外にも気を付けなければいけないことがあります。それは徹夜明けや長時間パソコン作業をした後に、メガネ作りに行くのを可能な限り避けることです。

目の回復には睡眠が必要なため、徹夜明けは目の疲れが取れていない状態となっています。また仕事などでパソコンを長時間使用される方は特に注意が必要です。仕事終わりに視界がぼやけるなー、目が重いなー、そう感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

疲れ目 遠近両用メガネ 老眼

自分が思っている以上に長時間パソコンを見続けた目というのはダメージを負っていて、そんな状態でメガネを作ってしまうと先述したように本来よりも度数の強いメガネが出来上がってしまいます。

こうしたリスクを回避するためにも、視力を測定する前日はしっかりと睡眠を取ったり、可能な限り早い時間帯にメガネ屋さんに足を運んだり、事前に視力測定を済ませるといった対策をしっかり取りましょう。

メガネを買い替えるタイミング

メガネを作りに行くベストな時間帯についてお話しましたが、メガネを買い替えるタイミングはいつがいいのか。こうした相談もメガネ店では少なくないそうです。

メガネを掛けていて見えづらさを感じたり、ズレや耳の痛みといった掛け心地に違和感を感じても、買い替えを検討せず壊れるまで使い続けてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか?

疲れ目 遠近両用メガネ 老眼 
画像のようにある日ポキッと折れてしまうケースも

度数が合わなくなったタイミング

メガネを掛けているからといって視力が低下しないという訳ではないので、メガネを掛けた時にぼやけるといった違和感を感じ、見えづらくなってきたら買い替えを検討するタイミングです。

自分に合っていない度数のメガネを掛け続けることで、ストレスにもなりますし、目だけでなくカラダにも良くありません。

必要以上に度数が強いことも疲れ目の原因になりますので、掛けているメガネの度数に違和感を覚えるようでしたらなるべく早い段階でメガネ店に足を運びましょう。

レンズが劣化したタイミング

メガネを掛けた時に見えづらくなる原因は、視力の低下によるものの他に、レンズに傷や汚れがついてしまったという要因が多いです。レンズには小さな傷や汚れが使えば使う程蓄積されていき、大切に扱っていても通常2~3年程で見えづらさを感じるといった弊害が出てくると言われています。

疲れ目 遠近両用メガネ 老眼

見えづらいのはレンズの劣化のせいだから我慢しよう。と甘く考え、見えづらさを感じる状態でそのままメガネを掛け続けてしまうことで、視力の低下を招いてしまうこともあります。そのためレンズの劣化も買い替えを検討するタイミングとなります。

レンズの寿命は、使用方法や使用環境にもよりますがプラスチッックレンズが2~3年ガラスレンズが3年以上とも言われています。

レンズの寿命を少しでも延ばすためには日々の取り扱い方がとても大切です。そこで明日から実践出来るレンズが劣化しにくいようにするための対策をご紹介します。

レンズの劣化を防ぐ対策

・砂やほこりを飛ばさずいきなりレンズを拭かない(傷の原因に)
→まずは水で洗いティッシュなどで水気を取ってから拭く

・ハンカチやタオル、ティッシュでレンズをすぐに拭かない。衣類で拭くのももちろんNG。上記の通り水洗いが先。その後、メガネ拭きを使用。
→メガネ拭きで拭く

・レンズを下にしてメガネを置かない
→レンズは上にして置く

上記3点に注意するだけでもレンズの寿命を延ばすことは可能です。もう少ししっかりと対策したいという方は、レンズに傷がつきにくいコーティングをメガネ屋さんで施してもらうことや、日常的にレンズのお手入れをすることをオススメします。

レンズを長く愛用するための、自宅で簡単に出来るメガネのメンテナンスをこちらの記事で詳しく紹介していますので興味のある方は併せてご覧ください。
→メガネの日常メンテナンスは、まず水で流す!

疲れ目 遠近両用メガネ 老眼

レンズだけ取り換えることも

見えづらさは感じるが、掛けているメガネは気に入っているという方は、フレームはそのままでレンズだけを取り換えるという選択も可能です。

メガネを丸々一本買い替えるより出費を抑えられますし、レンズを作ってもらう期間も1週間程で、その期間内は今まで通り掛けていたメガネは使えることが一般的です。

お悩みはお近くの遠近両用プロショップへ

少しでも長くメガネを愛用するには、正確な視力を測定し、自分の目にあったレンズを作り、いつまでも買ったばかりのように大切に扱うことが重要です。

また可能な限り年に1度はメガネ店でメンテナンスをし、メガネの状態をチェックしてもらうことをオススメします。そうすることでおのずとメガネを長く愛用することが出来ます。

些細なことでも何かお悩みがありましたら、是非お近くの遠近両用プロショップをお訪ねください。メガネ選びのプロが親身にあなたのお悩みに寄り添ってくれるはずです。


メガネやメガネレンズにお困りの方はお近くの「遠近両用プロショップ」へ。こちらの「ご相談・お問い合わせフォーム」からお気軽にご相談ください。