メガネ選びのポイントメガネメイク

「似合うメガネ」とは「笑顔が素敵に見えるメガネ」です。

「似合うメガネ」ってどんなメガネだと思いますか? 毎日多くのお客さまと接している栃木県真岡市の遠近両用プロショップ「イリエメガネ」のスタッフ塩田さんに「似合うメガネ選び」のポイントを教えていただきました。

「似合うメガネ」の選び方①掛けたら、表情がパっと明るくなる

――初めてメガネを作るとき、何を基準に選んだらよいかわかりません。老眼鏡や遠近両用メガネなどを作りたい人から、どんな質問をされることが多いですか?

塩田 まずは、今の流行りのデザインについて聞かれますね。お話をしていくうちに「そもそも私に似合うメガネがあるのか?」「遠近両用メガネは縦幅が大きくないといけないんでしょ?」と自分がメガネをかけた時の印象、見た目に関する質問をされます。

――メガネを常用されている方の場合だと、メガネがコンプレックスになっていて「似合う」よりも「目立たない」ことを重要視される人もいますよね。

塩田 「メガネをかけると老けて見えると言われる」「メガネが似合わない」と思っている人は多いです。メガネをおしゃれアイテムととらえて「似合うメガネ」を探す人はとても少ないですね。

――塩田さんの「似合うメガネ」の基準は何ですか?

塩田 メガネを掛けた時に「笑顔が素敵」と感じたメガネ。それが「似合うメガネ選び」の基準です。年齢性別を問わず全ての人に、必ず笑顔が素敵に見えるメガネはあると思っています。

――メガネ屋さんに慣れていない人や、メガネがコンプレックスの人から笑顔を引き出すためには、どんなことをされているのですか?

塩田 作り笑顔では本当に似合うメガネは見つかりませんので、自然な笑顔を引き出せるまで色々お話をします。お話をしながらメガネを試しているうちに、お客さまの表情がパッと明るくなる瞬間があります。その一瞬を逃さず、「お似合いです」とお伝えすることが大切だと思っています。

「似合うメガネ」の選び方②人柄にあった雰囲気のメガネを選ぶ

塩田 メガネで人の印象って変わりますよね。お人柄とメガネが合っていなくて、メガネを掛けている時の印象と実際の性格が大きく違う人は意外と多いんです。

――人柄とメガネですか?

塩田 例えば、ベージュの淡い色合いのメガネをかけているので穏やかな人なのかと思っていたら、明るくて元気な人だったり…。好き嫌いがはっきりしていて、しっかりしている人だったのですが、「性格がきつい」と言われたことがあったようで、それを気にして目立たない色合いのメガネを選んでいたのです。

元気ではっきり物事が言えるのは悪いことではなく、本来はその良さが引き立つメガネをかけていただきたいんです。でも潜在意識のなかで「性格がきついと思われたくない」という思いが強いと、なかなか冒険はできません。そのお客さまには同じ淡い色でも、形を少し個性的なデザインをご紹介して、お人柄に近いタイプのメガネをおすすめしました。

似合うメガネの選び方③メガネを掛けるシーンにあわせた装いやメイクで来店する

――似合うメガネ選びのお手伝いをするとき、お客さまのメイクや洋服を参考にされますか?

塩田 ご自宅で本を読む時だけに使う老眼鏡、職場用の老眼鏡、買い物や遊びに出かける時に掛ける遠近両用メガネなど、メガネの使用目的によって参考にしたい情報は変わってきます。 職場など、人に会う場所で掛けるメガネをお探しの場合はしっかりメイクをしてきていただきいですし、プライベートのお出かけ用として使う場合はお気に入りの洋服を着てきていただきたいです。

――洋服やメイクでお客さまの好きな色やファッションの傾向がわかりますよね。

塩田 はい。メイクや洋服がナチュラル系の人でしたら、グッチやティファニーのようなラグジュアリーブランドではなく、配色は落ち着いていても女性らしいタイプをおすすめするようにしています。

似合うメガネの選び方④選んだメガネを掛けて「ワクワク」できることが一番大事

――塩田さんもメガネを掛けていらっしゃいますが、ご自身のメガネ選びのポイントは?

塩田 一目ぼれです! そのメガネを掛けて「どこに行こう?」と楽しい想像ができるメガネを選びます。誰と、どこに行って、どんな楽しいことをしよう? 色々楽しいことを想像できる、掛けてワクワクするメガネがあるんです。それをお客さまにも感じていただけたらうれしいですね。

――「老けて見えないように」「怖く見えないように」という選び方より、メガネを掛けて「ワクワクする」という選び方。とても素敵です。

塩田 そう思っていただけるよう、少しでもお手伝いができればいいなと思っています。

塩田さんにおすすめのメガネ3点を紹介していただきました!

●OTO

メガネ OTO
メガネ OTO

塩田 1番おすすめのメガネです。私も1本持っているんですが、これを掛けていると色んな人に褒められます。

テンプル部分に石川県・金沢の水引作家さんが作った「水引」のモチーフが付いています。着物や浴衣に合わせられる和モダンなデザインで、流麗なラインを描いたテンプルが女性らしさを演出してくれます。フロントの目尻の部分は少しつり上がったデザインで、顔のリフトアップ効果があり、このメガネを掛けると美人に見えます!

●ラインアート

メガネ ラインアート
メガネ ラインアート

塩田 クラシックテイストのボストンタイプ。今、流行りの形です。赤い色は、怖い印象になりにくいですね。フロントの内側にゴールドが入っているので、内側から光が入った時にお顔を明るくみせてくれます。軽く、掛けやすく、丈夫、そして日本製というハイスペックなメガネです。

ラインアートというと、これまでエレガントなタイプのデザインが多かったのですが、最近はカジュアルライン増えて30代~40代にもおすすめできるモデルが増えました。結婚式などのフォーマルスタイルはもちろん、Tシャツ×ジーパンのカジュアルスタイルにも合うため幅広いシーンでお使いいただけると思います。

●フェイスフォント

メガネ フェイスフォント
メガネ フェイスフォント

塩田 フロントが濃い紫と茶色の2色使い。テンプルは花火のようなモチーフでとてもきれいです。日本の伝統色を大切にしているブランドです。お顔が小さめな方、メガネで個性を出したい方、職場で知的な印象を与えたい方におすすめです。フレームの形はオーソドックスですが、色遣いに遊び心があるため「同じ色や似たタイプのデザインを選んでしまう」と思っている人におすすめです。

メガネへのマイナスイメージが強い方が、掛けてワクワクするという新しいステージへと踏み出すきかっけとなるメガネだと思います。

 


お話をうかがいました

塩田 優子さん

イリエメガネ 本店(栃木県・真岡市)

https://iriemegane.com/


「イリエメガネ」さんをご紹介いたします。

取材でお世話になった「イリエメガネ」さんは、栃木県真岡市にあるメガネと補聴器を取り扱っています。お店は真岡市内に2店舗あり、気軽に立ち寄れるとてもフレンドリーなお店です。身体の不自由な方、お忙しい方へのメガネ・補聴器の出張調整、点検及び出来上がりお届けサービスなど「おもてなし力」の高さで地元の方に愛されています。
※お届けサービスは真岡市限定のサービスです。

●本店のご紹介
栃木県真岡市並木町2-19-18

TEL:0285-83-0880

本店のスタッフの皆さん。
お子さまに人気の「トマトグラッシーズ」も豊富に取り揃えています
「ティファニー」や「ラインアート」コーナー。
ライフスタイル、ファッションにあわせたフレームをお選びいただけます。

●東店のご紹介
栃木県真岡市荒町3-39-1

TEL:0285-84-4147

素敵な笑顔で出迎えてくれる、東店のスタッフ。
店内の様子。
栃木県内のメガネ店でも取扱いの少ない
「TALEX」偏光レンズのプロショップです。
「COACH」や「ラインアート」など女性に人気のブランドが充実。

メガネやメガネレンズにお困りの方はお近くの「遠近両用プロショップ」へ。こちらの「ご相談・お問い合わせフォーム」からお気軽にご相談ください。