花粉2025年春の花粉予測
2025年春の花粉飛散予測は以下のようになっています。
・北海道 … 例年比:やや多い、前シーズン比:少ない
・東北 … 例年比:やや少ない、前シーズン比:やや多い
・関東 … 例年比:やや多い、前シーズン比:多い
・甲信 … 例年比:やや多い、前シーズン比:多い
・北陸 … 例年比:やや多い、前シーズン比:多い
・東海 … 例年比:多い、前シーズン比:並み
・近畿 … 例年比:多い、前シーズン比:非常に多い
・中国 … 例年比:多い、前シーズン比:非常に多い
・四国 … 例年比:非常に多い、前シーズン比:非常に多い
・九州 … 例年比:多い、前シーズン比:非常に多い
花粉症対策のメガネのお奨めはスカッシー!
「お洒落なものがいいわ!」。
確かにその通りだと思いますが、花粉症対策という観点からすると、眼鏡専門店としては効果が高いものをお奨めしたいというのが本音です。
そこでお奨めしたいのが「スカッシー(シリーズ)」。
花粉症という言葉がまだ一般的ではかった時代に誕生し、地道に改良を重ね続けて30年以上、累計販売本数も300万本を突破している花粉対策用のメガネです。
お客様満足度も96.8%(内訳:大変満足18.0%、満足58.7%、やや満足20.1%、やや不満2.8%、不満0.4%)と非常に高く、安心してご購入いただける商品です。
メーカーサイトはこちらから ⇒ https://squacy.com/
他の花粉症メガネとの違いは?
見た目は普通のメガネなのですが、サイズが豊富なことが一番の違いです。
目とメガネの隙間を埋める透明なフードが付いていますので、サイズが合わないとせっかくのフードに隙間が出来てしまい、花粉の侵入を防げなくなってしまいます。それでは効果が半減してしまいますよね。ですので、サイズが豊富で選べることが一番重要になるのです。
他にもマスクをしていてもメガネがくもりにくい「くもり止めコート」が施されていますので、インフルエンザ対策でマスクの利用が高まっていることからもファッショングラスとの違いをご理解頂けると思います。
また、生活スタイルに合わせて4種類のアイテムが用意されていますので、自分の使い方に合った選択が可能なところも良いところです。
では、花粉対策用のスカッシーの選び方について、詳しくご説明していきましょう。
普段からメガネを掛けている方が、新しく花粉用のメガネをご購入される場合は「スカッシーフレックス」がお奨め!
元の眼の状態が近視・乱視・遠視等で、普段からメガネを使っている方が、新しく花粉用のメガネをご購入される場合は、度付対応の「スカッシー フレックスプラス」がお奨めです。
「スカッシー フレックスプラス」はネジ止め式でレンズを固定する一般的なメガネと同じ作りとなっていますので、普通に度付きレンズを入れることが可能です。
また、シリコンフードも改良を重ね、フードの耐久性が向上し、しかも外れにくく改善しています。
●商品展開(4サイズ&3~4カラー)
SS:ブラック・ブルー・ライトパープル
S:ブラック・ブルー・パープル・レッド
M:ブラック・ブルー・パープル・ブラウン
L:ブラック・ブラウン・グレー
●販売価格
3,850円(度付レンズは別売り)、交換用シリコンフード660円、交換用ノーズパッド220円
花粉の時期だけ花粉用メガネを使いたい方(普段はメガネを掛けていない方向け)には「スカッシー スタイル」がお奨め!
普段、外に出る時にメガネを必要としていない目の良い方にお奨めなのが「スカッシー スタイル(度付は対応していません)」です。
「スカッシー スタイル」のフードは、フレームより少し内側についている為に目立ちにくいデザインとなっており、ダテメガネ感覚でかけられます。
キッズサイズは、シリコンカバー付きで安全です。
●商品展開(4サイズ&2~3カラー)
キッズ:ブルー・ライトパープル・ピンク
スモール:ブラック・パープル
レギュラー:ブラック・ブラウン・パープル
ワイド:ブラック・グレー
●販売価格:キッズ用1,980円、交換用キッズ用シリコンカバー550円、スモール・レギュラー、ワイド1,650円
普段のメガネはそのままで、花粉対策をしたい場合は「スカッシー オングラス」がお奨め!
メガネの上にかけるオングラス。カバーグラスという言い方もありますが、今使っているメガネの上からかけられる花粉対策メガネです。
特に「スカッシー オングラス」は女性でも掛けやすいようにゴツゴツした感じをなくして優しい感じに改善されています。
●商品展開(1サイズ&1カラー)
ライトブラウン
●販売価格:2,200円
スカッシーオングラスが使えない場合は「スカッシー メガネにカバー」がお奨め!
ご使用中のメガネに取り付けられる「スカッシー メガネにカバー」は「スカッシー フレックスプラス」のシリコンフードのみをご自身のメガネに取り付けるような感じのものです。
よって、ご自身のメガネの大きさに合わせる必要がありますが、S・M・Lの3サイズが用意されていますので、BIGサイズ・SMALLサイズ以外であればかなりの確率で取り付けが可能です。
●商品展開(3サイズ&1カラー)
S:クリア
M:クリア
L:クリア
●販売価格:2,750円
お子様用の花粉対策メガネについて
お子様用の花粉対策メガネを購入される時、もしくは使用される時に気を付けて頂きたいことは、何といっても『安全性』です。
もちろん花粉を防ぐことも重要なのですが、お子様は動きが激しく、ボールがぶつかったり、人との接触も多く、大人に比べて怪我をしてしまう確率が高いからです。
その為、以下の事にご注意いただくと良いでしょう。
● 購入時 … フードの素材は柔らかいか?
花粉の侵入を防ぐためにメガネと顔の隙間を埋めるフードは、直接、顔に当たりますので、柔らかくてクッション性もあるシリコン等の素材が理想的です。低価格の雑貨品は固いものが多いですので注意が必要です。
尚、シリコンは経年劣化してしまいますので、交換できるものをお奨めします。
● 初使用時 … 視野が狭くなる事を理解してから
普段、メガネのみを使用しているときと比べると、フードの影響で視野が狭くなる事が考えられます。
これにより、横から人が出てきた時に気付くのが遅れてぶつかってしまったり、足元が見えずに転んでしまう事も考えられます。
よって、安全で慣れている室内等で見え方の違いや使い方の練習をしてから外出されることをお奨めします。尚、交差点や段差のあるところでは顔を振って確認するように教えてあげてください。
● 運動時 … スポーツ用のゴーグルではありません
フードが付いていることでスポーツ用のゴーグルと勘違いしてしまうかもしれませんが、花粉用のメガネはスポーツ用のゴーグルではありませんので、ボールがぶつかった時などは怪我をしてしまう可能性があります。
よって、運動時は使用しないようにしてください。
子供用の花粉対策メガネでお奨めは?
フードがシリコン素材で出来ていて、交換も可能な花粉用メガネと言えば、度付き対応用の「スカッシーフレックスプラス」のSSサイズと、度無し用の「スカッシースタイル」のキッズ用です。
度付き対応用の「スカッシーフレックスプラス」のSサイズもシリコンフードが付いていますが、どちらかと言うと中高生や小顔の女性向きです。
度無し用の「スカッシースタイル」のスモールサイズも中高生や小顔の女性向きですが、プラスチックのフードになっていますので、動きが激しい方にはお奨めできません。
尚、顔の形は人それぞれなので、フードが完全に顔につく方は殆どいませんが、眼鏡店の店頭で試着してみて、出来るだけ隙間が開かないものを選ぶようサイズをご確認いただくことをお奨めします。
● 度付対応:スカッシーフレックスプラス
SS_3,850円(度付レンズは別売り)、交換用シリコンフード660円、交換用ノーズパッド220円
● 度無専用:スカッシー スタイル
キッズ用_1,980円、キッズ用シリコンカバー550円
花粉対策用 鼻パッド「アンチビエン」
磁気が生み出す緩和効果で花粉やハウスダスト、アレルギーなどによる鼻のムズムズ、鼻づまり、目のかゆみなどの軽減効果を期待する鼻パッド「アンチビエン鼻パッド」。
お手持ちのメガネの鼻パッドを交換するだけの簡単対策アイテムです。
価格は税込3,300円です。
因みに、こういった磁気・磁力の製品は、人によって効く効かないがありますので、同時期に男性3人で試してみたところ、一人は「凄く効果がある」と答え、一人は「何となく効果があるように感じる」と答え、一人は「何も感じない」と答えていました。
個人差があるものですので「絶対にお奨め!」と言い切れるものではないですが、磁気・磁力の製品に反応しやすい方はお試しいただく価値があると思います。
花粉対策とくもり止めを同時に行う方法
帯電防止剤とは静電気の蓄積を防止する薬剤の事ですが、眼鏡店で販売されているメガネクリーナーにはこの帯電防止剤入りのものがあり、帯電防止剤の効果によりチリやホコリ、花粉を吸い寄せないようにする効果が期待できます。
<お客様からのご質問>
「花粉対策の帯電防止剤入りクリーナーと、メガネのくもり止めの両方を同時に使っても良いですか?」「両方を同時に使った場合、両方の効果が期待できますか?」というご質問を頂きました。
眼鏡業界内でクリーナーやくもり止めで有名なメーカー3社に確認させて頂いた結果をお伝えします。
質問:両方を同時に使っても良いですか?両方の効果が期待できますか?
回答:A社(クリーナーで有名)
自社の商品でいろいろな組合せを実験した結果、帯電防止剤入りクリーナーを先に使い、その上にくもり止めを塗布すれば、ある程度、両方の効果が望めます。ある程度というのは、目に見えるほどの落込みはありませんでしたが、100%の効果ではなかったからです。
逆に、くもり止めを先に塗布し、後から帯電防止剤入りのクリーナーを使うと、クリーナーの拭き取り時にくもり止めを剥がしてしまうので、くもり止めの効果が無くなってしまいました。
花粉対策とくもり対策を同時に行う場合は、先に帯電防止剤色クリーナーを使ってください。
回答:B社(くもり止めで有名)
基本的には、帯電防止剤入りクリーナーとくもり止めの同時使用はお奨めしていません。
いくつかのクリーナーで実験した結果、先に帯電防止剤入りクリーナーを使ってからくもり止めを使えば、それぞれの効果は認められたものの、全てのクリーナーをチェックすることが出来ないため、同時使用をお奨めすることが出来ないのです。
また、くもり止め製品に関しては、使用回数の目安を謳っていますが、帯電防止剤入りクリーナーとの同時使用によって、生地が目詰まりしたりして使用回数の減少が認められたことも、同時使用をお奨めしていない理由です。
回答:C社(スカッシーのメーカー)
帯電防止剤入りのクリーナーを先に使い、その後、くもり止めを塗布して頂ければ両方の効果がありますが、逆は効果が無くなりますのでご注意ください。
尚、スカッシーに関しては、レンズの外側・内側共にコーティングでくもり止めを着けていますので、その上から帯電防止剤入りのクリーナーを使っていただいても大丈夫です。
<まとめ>
本来、効果が落ちる行為や使用回数が減る行為を推奨するのはどうかと思うのですが、この時期は、背に腹は代えられないというのが本音です。
マスクが手放せない昨今、くもり止めは必須です。さらに筆者も花粉症なので、花粉対策もせざるを得ない状況となっています。
よって、メーカーから言われた通り、帯電防止剤入りのクリーナーを先に使い、その後、くもり止めを行って日常を過ごしています。
どうするかはご自身で選択して頂くしかないのですが、上記の事をご理解の上、ご使用いただければと思います。
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