唐突ですが、筆者「緑内障」と診断されました!
「緑内障」って何?
最近、緑内障への注意喚起のCMを見かけることが多くなりました。
筆者は遠近両用メガネ世代なので、ひょんなことから見かけた「緑内障簡易チェック」なるものを試してみたところ「?!視野が欠けているトコロがある!?」となる結果が出ました。
なるほど納得!緑内障の情報サイト!
簡易版ノイズフィールドチェック
片目ずつ、中央の一点を一定時間見つめるチェックですので、視野の欠けは「マリオット盲点」である可能性もあったのですが、年齢のこともあり、一度きちんと診て頂こうと眼科医へ。
超ざっくりと…ですが、「緑内障診断」の一連の流れをご紹介いたします。
簡単な視力検査 | 後の視野検査のため。 | |
医師による 目の状態検査 | ひどいドライアイであることも判明。 筆者は仕事柄PC作業が多いが、人よりも瞬きが少ないらしく目の表面がとても荒れているとのことで、ステロイド剤入の点眼薬での治療を開始。2週間で改善・終了。 潤い系の目薬は継続中。 | |
視野検査 | ここで、初期ではあるが右目は緑内障の症状があると診断された。 | |
眼底・眼圧検査 | 1週間後、再来院。 眼圧は時間帯によって変わることが多いので、10時・1時・4時・6時と1日4回の検査を受ける。(住まいの近くで良かった…(笑) | |
結果 | 正常眼圧値ではあるが、緑内障の初期症状有り。 眼圧を下げる点眼薬での治療を開始。 | |
治療を初めて、現在4ヶ月ほど経ちました。 劇的に改善はしませんが、悪化せず、視野もほぼ現状維持できている状態です。 |
※下記が筆者の視野検査結果図です。黒ずんでいる箇所が見えづらくなっているトコロなのだそうです。普段両目で見ているので、自覚症状は全く無いのですが、こうして結果を見るとちょっと…驚きます。
※正しい検査の種類・順番・治療方法は眼科医へご確認ください。
眼圧が高めの人は緑内障症状が出やすいらしい
一般的に「眼圧が高い人は緑内障症状が出やすい」とのことですが、筆者のように正常眼圧でも症状が出る場合も少なくないそうです。(筆者の場合は「視神経が細い!」と言われました。)緑内障の原因は、遺伝や持病など要因が諸説あるようで、コレといったはっきりした原因などは確定はされていないそうです。
緑内障は自覚症状が薄いらしい
進行具合の割には自覚症状が薄い病気とのことで、隠れ緑内障の方は大勢いらっしゃるのでは無いかと思われます。(まさに筆者がそう…)
このような仕事柄でなかったら、たぶん、全く気づかず自覚症状が出てから後悔したのではないかと思われます。
緑内障は完治できないらしい
緑内障は完治しないそうです。しかし、一般的には進行の遅い病気でもあるようなので、適切な診断と処置により、ゆるゆるをさらにゆるゆると進行を遅らせることが治療となるのだそうです。
しかし!緑内障は珍しい病気ではない!
珍しい病気ではないので、無駄に恐れる必要はありません。進行速度をもっと緩やかにし、失明を免れることができる治療があります。しかし、珍しくないが故に個人でもweb上でおよその情報を得ることができるのですが、自己判断だけで完結してしまう事は、どんな病気でもとても危険なことです。気になることがあれば、必ずお近くの眼科で正しい情報を得るようにしてください。
おまけ:とても不快なドライアイ
遠近両用メガネ世代で多い症状ですよね。
まばたきも、まぶたがひっかかるような感覚で、眼球がゴロゴロザリザリするような不快感…市販の潤い系の目薬でも中々改善しない不快感…。
たかかドライアイ…ですが、ぜひ、眼科へご相談されても良いかと思います。筆者は処方目薬でゴロゴロ感がなくなり、とても快適になったと感じています。自分が思う以上にドライアイは目の状態が荒れてしまうようです。花粉の季節も始まります。
その前に一度眼科で診て頂くと良いな…と思う、早春でございました。
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