フレームのはなし目のケア・メガネのお手入れなど

「除菌」「抗菌」が出来る安心のメガネと安心のお手入れグッズ!

眼の前にレンズがあることで、飛沫が眼に入ることを軽減する効果があると言われているのがメガネを掛けること。では、メガネ自体の除菌・抗菌対策はどうしたら良いでしょうか?今回はメガネの除菌・抗菌対策についてお話しします。

抗菌仕様のメガネフレーム「EYEs CLOUD(アイクラウド)」

おうちメガネとしてもお奨めの軽くてタフな「EYEs CLOUD(アイクラウド)」から、抗菌シリーズが発売されました。

Ag+(銀イオン)の抗菌力をプラスしたアイクラウドは、身体にも環境にもやさしい抗菌剤を使用し日々の安心を高め、快適な暮らしを応援するメガネフレームです。

今回の抗菌シリーズは、小顔の女性や学生さん向きのサイズで、色もパステル系の可愛らしいフレームになっています。

尚、抗菌加工部分はフロント、テンプル、鼻パッドです。

アイクラウドの抗菌仕様フレーム
小顔の女性や学生さん向き

除菌が出来る「メガネのシャンプー除菌EX」

「メガネのシャンプー除菌EX」はアルキルベタインに加え、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が選定した「新型コロナウイルスに有効な界面活性剤」に該当する塩化ベンザルコニウムを0.1~1%配合した界面活性剤を使用したメガネ専用のクリーナーです。メガネにスプレーするだけで、レンズはもちろん鼻パッドやテンプル(つる)部分の皮脂の汚れやホコリもしっかり洗浄してくれます。

ソフト99 メガネのシャンプー 除菌EX

<使い方>

メガネ全体を包みこむようにスプレーし、水道水で洗い流して、タオルやティッシュで水分を拭き取ってください。注意点は水分が残らないようにすること。水分が残ったまま放置すると、レンズにシミが出来ることがあります。

洗い流せない環境では、メガネ専用のクリーナーがお奨めです。

遠近両用プロショップで取り扱っているメガネ専用のクリーナーには、均一ショップ等で販売されているものと違い、除菌や帯電防止効果をプラスしたものが販売されています。サイズにもよりますがだいたい500円~1500円程でご購入いただけます。

代表的な「プラクリーン」を例に挙げますと、スプレーしたクリーナー液がレンズ表面にこびり付いた汚れや雑菌に染み込み、汚れや雑菌を浮かび上がらせ、液体の中に包み込み、レンズ表面から汚れを切り離し再付着を防ぎます。

また、帯電防止剤は静電気の蓄積を防止する効果で、静電気が花粉やほこりを吸着する働きを減らしてくれます。

同じように除菌や帯電防止効果のあるクリーナーで、最近のメガネレンズに多い撥水コート(防汚コート)にお奨めの液だれしにくいムースタイプ「クリーンマックス」もございます。

メガネクリーナー 除菌 プラクリーン クリーンマックス

抗菌防臭加工が施されたメガネ拭き「ドットクリーン クラウゼンAMB」

花が開いたようなナイロンとポリエステルの分割型構造が特徴の超極細繊維「ベリーマX」を使用したメガネ拭き「ドットクリーン クラウゼンAMB」は、周囲のクサビ状の部分がホコリや汚れ、水分や油分をキャッチし、捉えた汚れの再付着を防ぎます。

ネクタイやエプロン等でメガネを拭く方もいらっしゃいますが、繊維の違いから汚れを伸ばすだけの場合も多く、ここが専門のメガネ拭きとの違いになります。

さらに「ドットクリーン クラウゼンAMB」は、メガネを拭くたびに抗菌防臭加工を施しますので、いつまでもメガネを清潔に保ってくれます。

もし、メガネ拭きが汚れたら繰り返しの洗濯もOKで、アイロンは80°から120°の低温でお願いします。

パール メガネ拭き ドットクリーン クラウゼン AMB

日本初!HOYA抗菌コートレンズ 2021年3月1日販売開始!

AG+銀イオンとプラチナなどを含む抗菌コートを撥水コートと反射防止コートの間に挟むことで、レンズ表面に抗菌性能を持たせたコートです。コートにダメージが無い限り、抗菌効果は落ちません。また、レンズの外観は通常コートと変わりませんので見た目の影響もございません。

詳しくは下記リンクの記事からご覧ください!
日本初!HOYA抗菌コートレンズはこちらから→

肌に触れる鼻パッドは抗菌パッドで!

ナーゼの抗菌パッドは「抗菌カラー」「抗菌ハード」「抗菌ソフト」「抗菌シリコン」の4種類があり、その中でサイズや色の違いで17数種ございます。店舗に在庫があればその場で付け替えが可能(形状が合わない物は不可)で、1,000円未満と気軽に交換できる価格です。

パール 抗菌鼻パッド

眼鏡専門店からのお願い

あくまでも花粉に関しての情報ですが、メガネを掛けるだけで花粉は60~70%、花粉用のフード付きメガネで約90%台カットすることができると言われています。

故に、細菌や花粉のシーズンはコンタクトレンズではなくメガネをお奨めしたいというのが遠近両用プロショップとしてのご提案です。

また、本格的な花粉のシーズンに備えて、花粉用のフード付きメガネやゴーグル、カバーグラスをお求めの方も多いと思いますが、これらのレンズはメガネのレンズとは違い、アルコールに弱いポリカーボネイトという素材をレンズに使っていることが多く、対して濃度の高いアルコールを吹きかけて放置すると、表面が溶ける恐れがありますので注意が必要です。

くもりどめ加工されているレンズも、くもりどめのコーティングが剥がれてしまいますのでご注意ください。

また、フレームに関しても樹脂系の素材のものはアルコールに弱いと言われています。シリコン系の滑り止めモダンやパッドもアルコールをつけるとベタベタしてしまいますので、注意してください。

これらゴーグルやカバーグラスの除菌については、遠近両用プロショップで販売している眼鏡用のものを使って頂いた方が製品の品質保持には良いと思われます。 濃度の高いアルコールが手軽に手に入るようになった今だからこそ注意が必要です。

尚、今回ご紹介した除菌・抗菌グッズは、メガネとメガネに対する除菌・抗菌効果であり、人体に有害な物質を除去または無害化することをお約束するものではございません。

言葉の意味は下記をご参照ください。

●除菌:菌やウイルスを取り除いて、その数を減らすこと

除菌の意味は、「菌を取り除く」ことです。「殺菌」することも除菌に含まれますが、医薬品や医薬部外品以外では「殺菌」を謳えないのでこの表現がよく使われます。減らす菌やウイルスの数・種類について、明確な決まりはありません。

●抗菌:菌の増殖を抑えること

抗菌の意味は、「菌の増殖を抑制する」ことです。つまり菌が住みにくい環境をあらかじめつくることを意味します。殺菌や除菌のように、直接菌を殺したり取り除いたりする効果ではなく、菌の増殖を抑制あるいは阻害することをいいます。尚、経済産業省の定義ではウイルスはその対象に入っていません。

●殺菌:菌を殺すこと

とくに菌の種類や数は問いません。すべての菌を殺さなくても、数が減れば殺菌といえます。また、特定の1種類の菌が減っただけでも殺菌といえます。ただし、薬機法によって、「殺菌」という表示ができる商品は、医薬品や医薬部外品のみに限られています。

●滅菌:菌やウイルスといった微生物を限りなくゼロに近づけること

滅菌とは「あらゆる菌を殺菌する」ことで、微生物の数を100万分の1以下に減らすことを指します。日常生活ではケガの手当てで使う滅菌ガーゼをご存じの方もいらっしゃると思います。病院での手術器具や注射には滅菌が必要とされます。


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