お話をうかがいました
田代ようこ さん
パーソナルファッションアドバイザー
外見に似合う軸を知って、内面にもフォーカスしながら自然体の美しさを引き出すコンサルタントとして活動。個人向けファッションアドバイザーとして、主にファッションに関わる仕事に従事。2020年よりメガネライフをスタートさせ、現在はメガネ×洋服のコーディネートアドバイスも行っている。
レイバンのメガネの魅力
yoko サングラスのイメージが強いレイバンですが、クラシカルなデザインでカジュアルな装いに合わせやすい女性用のメガネもたくさんあります。ウェリントンやボストン、ラウンドタイプなど形の選択肢も多いですし、アクセサリー感覚でメガネを楽しむことができると思います。
・メガネをかけるとコーディネートのバランスが崩れる。
・なんとなく違和感がある。
と感じることはありませんか？
そんな時は、メガネと服やアクセリーの素材を合わせてみましょう。これって意外と気づかない、大切なポイントです！
レイバン×大人のマニッシュコーディネート
yoko メンズライクな雰囲気で、クールでかっこいい印象づくりができるメガネです。
ブランドの公式カラーは半透明のグレーですが、実際のところ見ためはほぼ黒ですね。「黒は存在感がありすぎる」と思われる人にもおすすめです。メガネの形は、ちょっと丸みのあるウェリントンです。
●コーディネートのポイント
yoko この冬のトレンドのショート丈のアウターとワイドパンツを合わせたマニッシュスタイルです。
ワイドパンツは体型カバーにもなる便利なアイテムですが、下半身に重心が行きがち。でも、このメガネをかけることで目線が上に上がります。メガネを主役にするメリットがたくさんあるコーディネートです。
このスタイルにボストンやラウンドなどの丸いタイプのメガネを持ってくると、かわいくなりすぎてしまいますが、このメガネをかけることでかわいさとかっこよさのバランスをとっています。
メガネの形がとてもシンプルなため、選ぶ洋服は少し見た目にインパクトがあるとおしゃれ感が増すと思います。
●マニッシュコーデに赤系のニットで女性らしさをプラス
yoko トップスには、ユニクロの赤いニットを合わせました。白やネイビーなどのベーシック色と合わせても良いのですが、冬場は洋服の色が暗くなりがちですし、このコーディネートでトップスにベーシックカラーをもってくるとボーイッシュな感じになってしまいます。
パールのネックレスをつけることで上品さが加わり、女性らしいマニッシュコーデになります。
●パンツスタイルで脚を長く見せるコツ
yoko 私は骨格診断の「骨格ウェーブ」で下半身に重心があって足が短く見えるタイプ。そのため、普段から脚長に見える工夫をしています。パンツの場合でしたら、股上の位置がわかりにくく、どこから足が始まっているのかがわからないようにするか、ハイウエストにして履くのがポイント。
背が低い人にも応用できる、スタイルアップの技です。このコーディネートの場合だと、2～3㎝程度のヒールのあるブーツを履き、パンツのドレープで股上の位置をカモフラージュしています。
もう一つのポイントがワイドパンツの丈です。靴の先がちょっと見える程度。パンツの裾が地面に着くか着かないかのギリギリの丈にするとバランスが良いですね。汚れてしまうというリスクもありますが、この長さが脚長効果につながります。
ほっこり感のあるニット×ツヤのあるメタルフレームで洗練コーデが完成
yoko このメガネ、とてもかわいいですし、50代以降の女性はツヤ感のあるメガネをかけると顔が華やぎますのでおすすめです。
写真だとわかりにくいかもしれませんが、とてもきれいなゴールドで、キラキラしすぎていない感じも良いですね。レンズが大きめですから、遠近両用のメガネにも最適。周辺のゆがみが少なくラクにかけられると思います。
yoko 冬場は、ほっこり感のあるニットを着ることが増えると思います。このニットのようなツヤのない素材を着た時は、本来、マットなセルフレームのメガネだとコーディネートがまとまりやすいのですが、ハイネックのグレーのニットにつや消しのメガネを合わせるとなじみすぎて、老け見えすることもあります。
ゴールドのアクセサリーをつける感覚でツヤのあるメタルフレームをあわせて異素材ミックスコーデにしました。メガネでキラッとした感じを加えるだけで顔が華やぎますし、一気に洗練されたスタイルになります。
素材感を合わせるのであれば、ラメのニットとこのメガネを合わせるとキラキラした華やかリンクコーデを楽しめます。
●コーディネートのポイント
yoko 今回着ているのはドッキングワンピースです。トップスとスカートを組み合わせたワンピースで、1枚あるとコーディネートが決まりやすくとても便利。この冬のトレンドカラーの赤を靴下に入れて、こなれ感を出しました。
斜め掛けのバックのゴールドの金具とメガネのゴールドをリンクさていますが、バッグを持たない場合は、ゴールドの1連のロングネックレスと合わせてもいいと思います。
大人のラウンドメガネの楽しみ方。やりすぎないクールスタイル
yoko 形はラウンドタイプに近く、若い女性向けのメガネにも見えますが、智の部分にシルバーのワンポイントが入っているため、きちんと感のある印象があります。大人がかけても素敵なメガネだと思います。しかも、このワンポイントのおかげで目線が顔にくるため、スタイルアップ効果も生まれます。
●コーディネートのポイント
yoko ちらっと見えるパンツの黒とメガネの黒をリンクさせています。ボアタイブのジレ、袖のゴージャス感、ロングブーツ、アニマル柄のバッグだけだと、クールにまとまりすぎてしまうところを、ラウンドタイプの黒メガネではずして、やりすぎ感が出ないようにしています。
コーディネートのポイントは色を使いすぎないこと。色は白、茶、黒の3色のみ。メガネ、服、小物の素材感は違っても色味を抑えるだけでまとまりが出ます。
●脚長に見えるロングブーツの選び方
yoko つま先は丸いタイプよりも尖っているタイプの方がおすすめ。ブーツの長さは膝ぎりぎりまであるものを選ぶのがポイントです。その方が、ひざ下が長く見えて脚長効果を出せます。
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ぜひ、今回ご紹介したコーディネートポイントを参考に、レイバンのメガネフレームで、大人のカジュアルスタイルに挑戦してみてください。
