メガネ選びのポイント

【骨格タイプ別】yoko先生のメガネファッションコーディネート講座④

骨格診断&パーソナルデザインアナリストの資格を持つyoko先生に、骨格タイプ別のメガネ×全身コーディネートを提案していただきました。顔周りのウィークポイントをカバーするメガネ選びと全身のスタイルアップができるヒントが満載です!

お話をうかがいました

田代ようこ さん

パーソナルファッションアドバイザー

外見に似合う軸を知って、内面にもフォーカスしながら自然体の美しさを引き出すコンサルタントとして活動。個人向けファッションアドバイザーとして、主にファッションに関わる仕事に従事。2020年よりメガネライフをスタートさせ、現在はメガネ×洋服のコーディネートアドバイスも行っている。

https://instagram.com/yoko__tashiro

骨格タイプとは?

骨格、筋肉の付き方、肌の質感で似合うスタイルが違うのをご存じですか? 骨格は大きく3つのタイプに分けられます。yoko先生による骨格タイプ別のスタイリングアドバイスは、骨格によるウイークポイントをカバーしてより魅力的に演出できる「スタイルアップ」を目的としています。

yoko 骨格タイプは3つのスタイルに分けられますが、それぞれのタイプにぴったりマッチする人はほとんどいません。各タイプの特徴のなかで、近い要素が多めのタイプを参考にしてご自身のタイプを選んでくださいね。

骨格診断 あなたはどのタイプ?

yoko先生に3つのタイプの特徴を教えていただきました。

【ウェーブタイプ】
□骨格の特徴
上半身が薄く下半身にボリュームがある
筋肉が付きにくく、肌はやわらかな質感

□似合うファッションテイスト
華やか&フェミニン

□似合う素材
ふんわり軽い、柔らかい素材

□見た目のよくある特徴
首が長い、華奢、肌がやわらかそう

【ストレートタイプ】 
□骨格の特徴
体の厚みがある立体的なメリハリボディ
筋肉質、引き締まったゴージャス体型

□似合うファッションテイスト
シンプル&ベーシック

□似合う素材
ハリがある上質なもの

□見た目のよくある特徴
首が短い、鳩胸、手が短い、筋肉質っぽい

【ナチュラルタイプ】
□骨格の特徴
骨格がしっかりしていて骨が太く、関節も大きい

□似合うファッションテイスト
ラフ&カジュアル

□似合う素材
凸凹のある天然素材、個性的なデザインも得意

□見た目のよくある特徴
頬骨が出ている、手の甲が骨ばっている、手足が長い

 

\骨格タイプ別 メガネ選びのポイント/
yoko 洋服と同じようにメガネも骨格タイプで素敵に見える形、素材、レンズサイズなどがあります。今回は骨格にフォーカスした特徴と合わせ、タイプ別で魅力的にみえるメガネを選びました。メガネの試着をするときは、洋服やバッグを買う時と同じように、必ず全身チェックをお忘れなく!

骨格ウェーブタイプさんのメガネコーディネート

骨格ウェーブタイブさんのメガネコーディネート

□骨格の特徴
上半身が薄く下半身にボリュームがある
筋肉が付きにくく肌はやわらかな質感

□似合うファッションテイスト
華やか&フェミニン

□似合う素材
ふんわり軽い、柔らかい素材

□見た目のよくある特徴
首が長い、華奢、肌がやわらかそう

 

――ウイークポイントをカバーするポイントは?

yoko  ウェーブタイプは、デコルテ周りにボリュームがないため、装飾のあるものやデコルテの空きが少ないトップスがおすすめ。一方、下半身にはボリュームがありますので、下半身をすっきりさせることがポイント。

 

\ファッションのポイント/
●洋服
yoko 上半身に目線がいくよう、華やかなピンク色でパールの装飾があるカーディガンを選びました。黒のシンプルなスカートで下半身のボリュームを抑えています。

●バッグ、靴、時計
yoko ウェーブさんの場合、下半身のボリュームを抑えるという意味でもバッグは下にぶら下げるのではなく、肘や肩にかけて持つのがおすすめ。時計は華奢で細く、小さなフェイスを選びましょう。足元は甲の見えるヒールなどでも良いのですが、今回は秋冬を意識してブーツを合わせました。このコーディネートに黒のブーツを持ってくると足元が重い感じになってしまいますので、白やアイボリーなどで足元をすっきりさせます。

●メガネ、アクセサリー

――「上半身に目線を持ってく必要がある」ということは、メガネもある程度主張があるようなデザインのものの方が良いのですか?

yoko ウェーブの人は肌がやわらかく、骨が細くて華奢なため、顔周りにボリュームのあるものを付けると違和感が出てしまいます。そのため、肌になじみ、上品で、女性らしさのあるメガネでウィークポイントをカバーしましょう。アクセサリーは、華奢で揺れるようなタイプがおすすめです。

●おすすめのメガネ

●参考メガネフレーム:ミラロッソWB-3301 C2

yoko このメガネは、女性らしい、フェミニン、エレガントな雰囲気が似合うウェーブさんにぴったり。顔周りのボリュームを抑えるという意味でも、ナイロールのメガネは最適です。

●参考メガネフレーム:ローラアシュレイ LA Laven-3008 C2

yoko このメガネは天地幅が広く、一見すると「悪目立ちするかも?」と思われるかもしれませんが、フロントがスケルトンになっているため実際かけてみると肌なじみがとても良いです。天地幅が広いタイプでも細めのメタルフレームなら、スケルトンでなくても顔になじむと思います。

骨格ストレートタイプさんのメガネコーディネート

骨格ストレートタイプさんのメガネコーディネート

□骨格の特徴
体の厚みがある立体的なメリハリボディ
筋肉質、引き締まったゴージャス体型

□似合うファッションテイスト
シンプル&ベーシック

□似合う素材
ハリがある上質なもの

□見た目のよくある特徴
首が短い、鳩胸、手が短い、筋肉質っぽい

 

――ウイークポイントをカバーするポイントは?

yoko ストレートさんは鳩胸で上半身ががっちりしていて、運動をしていなくても筋肉がついてしまうような人が多い。この特徴をカバーするのには、ハリのある上質な「本物」を身に着けるのがおすすめです。からだにメリハリがあるため、洋服や小物は直線的ものを合わせるとウイークポイントをカバーできます。

 

\ファッションのポイント/
●洋服
yoko ジャケットにセンタープレスのパンツなど、きちんと感の出るスタイルが似合います。インナーは上半身の厚みが目立たないよう、Vネックや胸元が開いているタイプがおすすめです。今回はシックな色味でコーディネートをしていますが、鮮やかな組み合わせでもOK。このスタイルで女性らしくしたい場合は、パンツの色をブルーからピンクに変えても良いですね。スカートの場合でしたら、タイトスカートが合います。

●バッグ、靴、時計
yoko バッグはシンプルな定番のデザインのものを選びます。バッグは下に降ろして持った方が、上半身に厚みが目立たなくなりスタイルアップします。靴はシンプルなデザインのヒールやローファーがおすすめ。バッグ、靴、時計ともに、「定番」と「シンプル」が基本です。

●メガネ、アクセサリー
yoko メガネもベーシックで定番の形が良いと思います。デザインがシンプルでも、素材は上質なものを選ぶのがポイント。セルとメタルのコンビやゴールドのメタル素材、テンプルにさりげなく飾りが入っているなど、高級感のあるタイプを選ぶとスタイルアップします。

●おすすめのメガネ

●参考メガネフレーム:マークスタジオ8263 C3

yoko ストレートさんにおすすめのフレームの形は、直線的で丸みのないタイプです。こちらは、すっきりした印象を与える定番スタイル。フロントはべっ甲のセル、テンプルがメタル。形はシンプルですが、上質感のある逸品です。

●参考メガネフレーム:ローラアシュレイ Latod-1046 C1

yoko フォックスタイプで、ちょっと遊び心がある感じ。目元にあるゴールドの飾りが高級感を演出してくれます。

骨格ナチュラルタイプさんのメガネコーディネート

□骨格の特徴
骨格がしっかりしていて骨が太く関節も大きい

□似合うファッションテイスト
ラフ&カジュアル

□似合う素材
凸凹のある天然素材、個性的なデザインも得意

□見た目のよくある特徴
頬骨が出ている、手の甲が骨ばっている、手足が長い

 

――ウイークポイントをカバーするポイントは?

yoko 骨格がしっかりしていて、骨が太く、関節が太い方が多いため、関節のゴツゴツ感をカバーするような洋服やメガネを選ぶのがおすすめです。

 

\ファッションのポイント/
●洋服
yoko 凸凹のある天然素材のざっくりニットやツイードのジャケット、大き目でゆったり感のある洋服で、からだのゴツゴツ感を隠して女性らしさを演出します。ジレなど、直線的で丈の長いトップスを着て全体的に縦のラインをつくるのも良いでしょう。

●バッグ、靴、時計
yoko 洋服で縦のラインを作って、編み上げブーツやゴアブーツなどの厚底靴などで足元にボリュームをもってくるとスタイルアップします。今回は底が厚めの白スニーカーを合わせました。

バッグも大き目サイズがおすすめ。ナチュラルさんは全体的にがっちりしていますので、大きいバッグを持つと骨の太さをカバーできます。時計も華奢なタイプより、フェイスが大き目なもの、ダイバーウォッチのような凹凸のあるタイプがおすすめ。

●メガネ、アクセサリー
yoko ボリュームのあるタイプや個性的なデザインのメガネで骨の太さをカバーします。アクセサリーも大ぶりなタイプがおすすめ。今回着けているような太いバングルなら、関節の太さをカバーできます。イヤリングは太めの目立つもの、縦長を意識した長さのあるもの、個性的なフリンジタイプも似合います。

●おすすめのメガネ

●参考メガネフレーム:ダコタスミス DS-TANK-161

yoko フロントの形が六角形のメガネ。フレームの角張りが、気になる頬骨の出っ張りを目立たなくしてくれます。

●参考メガネフレーム:マークスタジオ 8240 C3

yoko 定番の形ですが、フレームが太目でボリュームがありテンプルがグリーンの遊び心のあるタイプ。セルフレームでカジュアル感もあり、ナチュラルタイプの方にぴったりです。

 

\yoko先生の連載記事/

【大きめフォックスタイプのメガネを掛けこなす!】yoko先生の「メガネファッション」コーディネート講座

【個性的なクラシックメガネ】yoko先生のメガネファッションコーディーと講座②

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