疲れ目対策

運転中の目の疲れに効くツボはココ! 休憩中に疲れを簡単リセット

車での帰省など長距離運転で注意しなければならないのは、「疲れ目」。疲れ目が原因で運転に集中できず、大きな事故につながる危険性があります。今回は、運転の休憩中にできる、目の疲れに効くツボマッサージを紹介します。

疲れ目のツボマッサージのポイント

ツボの位置は指で押したときに周囲より少しくぼんでいて、押すとやや痛みを感じる場所です。指を皮膚から離さず、左右同時にマッサージをしてください。目の周りの皮膚はデリケートです。皮膚をこすったりしないようにしましょう。

運転中の目の疲れに効くツボ①攅竹(さんちく)

運転中の目の疲れに効くツボ①攅竹(さんちく)

眉頭(眉毛のいちばん内側)のすぐ下にある深いくぼみです。指の腹で上に持ち上げるようにしてゆっくりと、強めに2~3秒間3回押します。これを3回繰り返します。

運転中の目の疲れに効くツボ②承泣(しょうきゅう)

目の中心のすぐ下側に当たる骨のふちにあるツボです。人差し指の腹で2~3秒間3回押すのを2回繰り返し、小さな円を描くようにやさしく指を回します。

運転中の目の疲れに効くツボ③魚腰(ぎょよう)

運転中の目の疲れに効くツボ③魚腰(ぎょよう)

疲れ目の回復にとても効果のあるツボです。眉毛の真ん中から少しだけ下におりたところにあるくぼみに人差し指の腹をあて、強めに2~3秒間3回押すのを3回繰り返します。次に中指を攅竹に、人差し指を魚腰にあてて2か所同時に2~3秒間3回押すのを3~4回繰り返します。

運転中の目の疲れに効くツボ④四白(しはく)

運転中の目の疲れに効くツボ④四白(しはく)

疲れ目や目のかすみに効果のあるツボです。承泣の真下、少しくぼんだところにあります。人差し指か中指の真ん中で3回強めに押し、1回やさしく押します。これを2~3回繰り返します。

運転中の目の疲れに効くツボ⑤睛明(せいめい)

運転中の目の疲れに効くツボ⑤睛明(せいめい)

目頭(目のいちばん内側)と鼻の付け根の間にあるくぼみ。疲れ目、目の奥の傷み、かすみ目に効くツボです。指の腹を当てて2~3秒の間3回、少し強めに押します。

運転中の目の疲れに効くツボ⑥太陽(たいよう)

運転中の目の疲れに効くツボ⑥太陽(たいよう)

眉尻(眉毛のいちばん外側)と目尻(目のいちばん外側)を結んだ線の真ん中から少し外側に寄った、こめかみのくぼみ。寝不足で目が充血気味だったり、目のかすみに効果のあるツボです。指の腹を当てて軽く押しながら、円を描くように10秒程度回します。

長距離運転の前には、車の点検と同様に、メガネの点検も!

疲れ目を軽減するためには、自分の目にあった掛け心地の良いメガネを掛けることも大切です。長距離運転の前には、お近くのメガネ専門店で、目の測定やメガネの掛け具合などの調整をしてもらうと安心です。車の定期点検のように、メガネも定期的な点検を行っておくことで、安全で快適な運転が行えます。

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出典『眼精疲労を防ぐ 眼鏡・コンタクトレンズの選び方』著:坪井 隆/出版:幻冬舎