疲れ目対策

「メガネが似合わない」「メガネが疲れる」は、掛け位置のズレが原因かも?!

「メガネが似合わない」と思っている人は、メガネの掛け位置がずれていることが良くあります。また、「少し見えづらくなってきた」といった場合も、掛ける位置の調整で改善する場合もあります。メガネの本来の位置は、レンズの中心に目があること。鏡をみて、目の位置が少しズレている感じがしたら、メガネを調整する合図です。

長く使っているうちに、少しずつ生じてくるメガネのズレ。作った当初はピッッタリの掛け位置でも、徐々に各部の緩みが出てきたり、長年のうちに顔の肉づきが変わってくるなどして、メガネがズレやすくなります。以前と比べて掛け直す頻度が多くなったと感じたら、メンテナンスやクリーニングを兼ねて遠近両用プロショップに持参することをオススメいたします。

まずは、メガネのズレをチェックしてみましょう

メガネがズレ落ちて、その都度掛け直ししなくてはならないのはストレスですよね。そんな時は鼻パッドの位置を調整することで、簡単に掛け心地が良くなる場合が多いです。 

とくにこれからの季節、梅雨から夏場にかけては、汗や湿気でメガネがズレやすくなります。この不快感を解消するために、正しい位置にメガネがホールドされるよう調整しておく必要があります。まずはメガネを掛けて鏡の前に立ち、自分のメガネ位置を確認してみましょう。

\鏡を見ながらCHECK!/

  • 正面から見て左右の傾きがある
  • 目の位置がレンズの中央からズレている
  • うつむいたときにすぐズレる
  • 鼻パッドが鼻に強く当たっている。または、浮いている。

上記の項目に当てはまるものがあれば、ズレが生じているサインです。

メガネのズレ落ち。どんな調整方法がある?

メガネのズレ落ちを調整するには下記の方法があります。

鼻盛りを高くして、鼻への当たりをよくする。

●鼻盛りを高くして、鼻への当たりをよくする。

▼鼻盛りを金属製の調整可能な鼻パッドに交換加工をする。

●鼻盛りが一体型のフレームに鼻あて加工をする

▼デザイン上、鼻パッドがついていないメガネの場合、ブリッジ部分に樹脂製のアダプターを装着してズレ落ちを防止することもできます。

ブリッジ部分に樹脂製のアダプターを装着してズリ落ちを防止

正しいフィッティングは、疲れ目やストレスの軽減に!

メガネを正しい位置で掛けるために頭の形や顔に合わせるフィッティング。正しくフィットしていればズレ落ちるストレスがなく、長時間掛けていても疲れや痛みとは無縁です。鼻パッドが当たるフィッティングポイントの周辺には神経や血管が集中していて、正しい位置からズレていると、これらを圧迫して痛みや負担が生じます。また、正しい掛け位置になっていないレンズは、本来の性能が発揮されず、見えにくい状況や疲れ目の原因にも。特に遠くと近くの焦点が2つある遠近両用メガネは、このフィッティングが一番大切です。

メガネが仕上がった当初はきちんとフィッティングされていても、使用しているうちに掛けはずしなどで、少しずつズレが出てきますので、定期的にフィッティングしてもらうのがオススメです。放置すると眼精疲労の原因ともなりますので、違和感を感じたら早めに、遠近両用プロショップにご相談ください。3カ月に一度くらいを目安にメガネのメンテナンスを行うと良いでしょう。

日頃のお手入れはマメに自分で出来ます!

メガネの日頃のお手入れは『水洗い』が基本。お湯はレンズのコーティングを剥がしたり、メガネの変形の原因にもなるので、絶対に使用しないでください。基本的なお手入れはマメに自分で行うとことで、メガネの変形や緩みをチェック出来ます。水洗いでゴミやホコリをきれいに洗い流し、ティッシュで水気を十分拭き取りましょう。目の荒いタオルや布はキズになる場合もあるので使用しないでください。

汚れがひどいときは市販のクリーナーや中性洗剤を水で薄めたものを少し使用して、汚れを浮かせて落としやすくします。ネジの緩みなど簡単な調整なら自分で行うことも可能ですが、精密ドライバーなどの適切な道具を使用し、締め過ぎや、ネジ山の潰れに注意が必要ですので、不安な方は遠近両用プロショップにご依頼ください。

お手入れ後は、メガネを掛けて鏡の前に立ち、全体のバランスをよくチェックして、メガネの掛け位置のズレを早めに直していきましょう!

 


メガネやメガネレンズにお困りの方はお近くの「遠近両用プロショップ」へ。こちらの「ご相談・お問い合わせフォーム」からお気軽にご相談ください。