お顔を覆う面積が広いマスク

今まではお洋服や使うシーンに合わせてメガネを選んでいましたが、今はマスクと合わせることが重要になってきています。というのもメガネとマスクの距離が近く、お顔を覆う面積も広いことから、印象を大きく左右してしまうからです。

また、これまではお顔を覆うものと言えばメガネと前髪だけでしたが、顔の半分を隠してしまうマスクが追加されたことで、人によっては正面から見た時にほとんどが隠れてしまうなんてことも発生するようになってきました。

さらに、当初は白色の不織布しかありませんでしたが、マスク不足時に手作りのマスクが流行ったことで一気に色柄物が増えました。最近は不織布でも色柄物が販売され始めていて、益々、メガネとのコーディネイトが難しくなっています。

そこで、色柄物のマスクに合うメガネとのコーディネイトの一例をご紹介します。

今回のコーディネイトでご提案させて頂いたメガネフレームは、マリオ・ヴァレンティーノです。

マリオ・ヴァレンティーノはイタリアのブランドで、メガネに関しては1983年から販売され続けている人気のブランドです。

メガネの製造は日本国内で行われており、チタン素材を使っていて軽くて掛けやすいなど品質は折り紙付きで、フレーム価格31,900円～37,400円というお求めやすい価格も人気の一つです。

発色の良いプラスチックのテンプルも人気ですし、フロントが大きなデザインがあることも売れ続けている理由の一つになっています。

色柄物の布マスク

色柄物のマスク自体の主張が激しいですので、あまりにもさっぱりしたメガネですとバランスが悪くなってしまいます。また、マスクは光を吸ってしまうので、フレームが少し光るものの方が綺麗に見えます。

写真で使用したフレームは、「マリオ・ヴァレンティーノ」のMV-757という品番です。

アセテート生地の上下幅が高いテンプルが綺麗なモデルです。シンプルですっきりとしたデザインに七宝とテンプルが際立つエレガントモデルですが、金属部分にはチタンを採用することで、見た目より軽くて掛け心地の良い仕上がりになっています。また、フロントの天地幅も35.0mmミリと広めで、遠近両用や中近両用が使いやすいフレームです。

お奨めはフロントが金色のモデル。光を放つことでお顔の印象を明るくしてくれます。金色が苦手な方はピンクもお勧めですが、マスクを同系色にする方が綺麗に見えるでしょう。

色柄物の不織布マスク

不織布のマスクで先ず気を付けないといけないのは、メガネの下とマスクの上のラインをある程度、合わせることです。不織布は真っすぐなラインになってしまいますので、メガネの下側のラインも直線が含まれる方が綺麗に見えます。また、色柄に負けないテンプルの色味やヨロイのデザインも重要です。

写真で使用したフレームは、「マリオ・ヴァレンティーノ」のMV-746という品番です。

色柄物の布マスクのところでご紹介したMV-757と同様に、テンプルにセル生地を使ったフレームですが、テンプルの天地が低く、さらにフロントが大きめに作られているので、意外とシンプルに見えるフレームです。

ただし、ブリッジ、ヨロイ、リムに光を反射する金色が施されていますので、お顔が暗くなることはありません。また、マーブル調のテンプルと前枠のフロント側の色合わせがお洒落なイメージを作り出しています。

尚、フロントの下側のラインに直線がありますが、リムを無くしたハーフリムレス（ナイロール）は、色柄を遮ることが無くなりますので、さらにバランス良く綺麗に見える効果もあります。

天地幅は41.1mmミリもありますので、大きいフレームに慣れている方や遠近両用や中近両用の視野を広めに確保したい方にもお奨めです。

ラインストーンが散りばめられたウレタンマスク

ラインストーンが散りばめられたウレタンマスクの場合は、上記の色柄物のマスクとは異なり、光を放ちますので、メガネ自体はキラキラしたものでない方がバランスは良くなります。

写真で使用したフレームは、「マリオ・ヴァレンティーノ」のMV-752という品番です。

フロントの形状はシンプルながら昔からずっと売れ続けているデザインで、テンプルもシンプルな模様しかありませんので、派手なメガネはお好きではないという方にもお奨めです。全体的に色が濃いフレームですので、ストーンが散りばめられたウレタンマスクとの組合せが最高です。

天地幅は40.4mmミリと広めの設計ですので、大きいフレームに慣れている方、累進レンズで視野を確保したい方、レンズにカラーを入れて楽しみたい方にお奨めです。

メガネやメガネレンズにお困りの方はお近くの「遠近両用プロショップ」へ。こちらの「ご相談・お問い合わせフォーム」からお気軽にご相談ください。