老眼鏡・遠近両用を買うタイミングは“今”です!
老眼鏡や遠近両用を買うタイミングって難しいですよね。
「普通は何歳くらいで買うのかなぁ?」とか、「どこで買うんだろう?」、「どうやって買うのかなぁ?」とかいろいろ悩みが尽きないと思います。
中には「まだ、頑張れば見えるから大丈夫」という方もいらっしゃるでしょう。
でも、下手に我慢すると下記のようなトラブルが起こることが考えられます。
・表情が険しくなる
・眉間にしわが寄る
・頭痛や肩こりに悩まされる
・資料や書類を読むのが億劫
・仕事に集中できない、はかどらない
・説明書を読まずに事故を起こしてしまう
特に1~2行目に関しては女性が気にされるところだと思います。
このような状況なのに「頑張れば見える」と主張して我慢するほうが、身体的にも精神的にも良くありませんし、特にお仕事では何かと辛い思いをされると思われますので、早めに対処したほうが宜しいと思います。
目の状態や環境等で異なりますが、あえて年齢的なものを言うならば45歳から50歳が一つの目安となりますが、上記のような事から“買う”タイミングは、“気になりだした今”がお奨めとなるのです。
老眼鏡が良いの?遠近両用が良いの?
「買うタイミングは気になりだした時ということは理解したけど、何をどうやって買ったらよいのだろうか」と悩まれますよね?
人によって使い方は色々ですし、元々の眼の状態にもよりますので、正解は一つではありません。そこでいくつか例を挙げてみましょう。
今までメガネが必要ではなかった方(眼が良い方)①
お試し程度の時間なら100均の老眼鏡が一番安くて簡単です。
「老眼鏡はどう見えるのか?」、「どれくらいの距離まで近づけられるのか?」、「小さい文字でも見えるのか?」、「いつ、使うのか?」、「保管方法は?」、「持ち歩きの方法は?」などを試してみると良いでしょう。
また、老眼鏡を購入する際は実際に老眼鏡を掛けてみて、近くが見える一番“弱い”度数を選んでください。強い度数を選べば長持ちするかもしれませんが、頭痛や吐き気を催す原因となりうることがありますので注意が必要です。
尚、100均やスーパー、ホームセンター、通販等で販売されている既製品の老眼鏡は、個人に合わせて作ったものではありませんので、あくまでもお試し程度の短時間にすることをお奨めします。
今までメガネが必要ではなかった方(眼が良い方)②
「眼の健康も大切だよね!」と言う方は眼科に行って、眼の健康診断的な検査をしてもらってから、老眼鏡を作製するという方法がお奨めです。
眼の病気になった経験がある方を除くと、普通は何十年も眼科で検診を受けていないという方がほとんどです。会社で行われている健康診断では視力測定くらいしかありませんので、一度、目の中を見てもらって安心してから老眼鏡を作製すると良いでしょう。
尚、その際は老眼鏡を作りたい旨を伝えて処方箋を出して頂き、それを持って眼鏡店に行くという流れになります。
眼鏡店で老眼鏡を作製する時は、お好きなフレームとレンズを選んで、個人個人に合わせた状態で作製していきますが、お手軽な価格ですと10,000円以下から、ブランド品や超薄型レンズを選択すると数万円となる事もありますので、店頭で使い方やご予算を伝えるなど販売員にご相談頂くことをお奨めします。
近視や乱視でメガネを使っている方(眼が悪い方)①
近視や乱視で普段からメガネを使っている方は、遠くが見えないと困ってしまいますので、近くしか見えない老眼鏡では事足りません。
よって、基本となるメガネは遠くも近くも見える遠近両用がお奨めです。
また、遠近両用レンズは、老眼の度数が強くなると視野が狭くなるという特徴があり、視野が狭くなってからは使い方に慣れるのに苦労することになってしまいます。
これを解消する為にはランクが上のレンズを選択する必要があり、ランクを上げれば上げるほど価格も上がりますので、老眼の度数が弱いうちに使い方に慣れてしまった方がお財布にもお体にも優しいので、早めに遠近両用レンズに移行して頂くことをお奨めします。
近視や乱視でメガネを使っている方(眼が悪い方)②
事務仕事等で一日中パソコンを使用されている方の場合、特にデスクトップ型のパソコンを使っているようでしたら、遠近両用よりも近くや数メートル先までの視野が広い中近両用もお奨めです。
ただし、中近両用は遠くがあまり見えませんので、外出時は遠近両用を使い、室内では中近両用を使うという遠近両用と中近両用の併用という形になるでしょう。
掛け替えの手間がありますので面倒に感じるかもしれませんが、50代半ばになるとこの使い分けの方が目や体は楽になります。
近視や乱視でメガネを使っている方(眼が悪い方)③
もし、遠近両用が嫌だというのなら、遠くは近視用のメガネを使い、近くを見る時は老眼鏡に掛け替えるか、近視用のメガネを外すという方法もあります。
ただし、掛け外しが頻繁になりますので、破損や紛失の危険性が高まりますし、持ち歩きの不便さや保管方法の検討も伴います。
遠近両用コンタクトを使う(眼が悪い方)
近視の度数が強い方や、左右の眼の度数が大きく違う方は、普段コンタクトレンズを使っている方も多いと思いますが、コンタクトレンズにも遠近両用レンズが存在します。
正直言うと一昔前はあまり評判が良くなかったのですが、最近は技術開発が進み、だいぶ使いやすくなったそうですので、一度試してみるのも良いと思います。
運転免許、免許更新のタイミングで!
運転免許は遠くの見え方に関して見えるか見えないかを問われるものですが、遠くが見えにくい近視の方の場合、免許更新のタイミングで遠近両用に掛け替える方も多いです。
「どうせ作り変えるなら、近くも見やすい方が良いよね」というパターンです。
尚、ご注意いただきたいのは、遠近両用レンズはオーダーメイドになりますので、ご来店いただいた日にはお渡しできません。出来上がりには1週間から10日間程度掛かりますので、更新期限をご確認いただき日数に余裕を持ってご購入下さい。
“老け見え”の原因は掛け外しの仕草に
老眼鏡の掛け外しが面倒だという方がいらっしゃいます。
確かに掛けたり外したりを繰り返すのは面倒ですよね。
さらに、女性にとって大きな問題となるのが「掛け外しの仕草が“老け見え”の原因」となる事です。
掛け外しの動作はお手元しか見えない老眼鏡を使っている方の特徴となりますので、“老け見え”を気にされる場合、たとえ遠くが良く見える目の良い方でも、一日中、掛けっぱなしでいられる遠近両用メガネがお奨めとなります。
いろいろ試してみるのがお奨めです!
既製品の老眼鏡で事足りるなら100均で販売されているものを使うのも良いのですが、もし、見栄えや周囲の眼が気になるなら、眼鏡店で見栄えの良いフレームに、度数を合わせたレンズを入れてもらう方が良いかもしれません。
遠近両用に関しては、眼鏡店で「どのような見え方をするのか?」、「どのように使うのか?」等をテストレンズを使って試すことが可能ですので、一度、店員さんにお願いしてみると良いでしょう。
試してみてメリットを感じることが出来たなら、早めにご購入されることを是非、ご検討いただきたいです。