サングラスより使いやすい、まぶしさ軽減『ネオコントラストレンズ』 | 遠近両用メガネ・老眼情報サイト

「まぶしさ」を訴える方にはネオコントラストレンズがお奨め！

まぶしさを減らすには通常、色が濃いサングラスを使いがちですが、視界全体が暗くなりすぎてしまい、コントラストを低下させ、物の輪郭などの認識を低下させてしまうことがあります。

しかし、ネオコントラストは人が最もまぶしさを感じる585nm付近のイエローライトをピンポイントでカットすることが可能なので、まぶしさだけを減らし、赤・緑・青・白・黒などの色彩感覚をアップすることが可能です。

それぞれの生活シーンで見え方比較

写真を比較して頂くと分かりやすいのですが、ネオコントラストを使うと赤・緑・青・白・黒などの色彩感覚がアップします。ゴルフや山のシーンでは緑が濃くなり、ドライブでは対向車のヘッドライトの眩しさは緩和され、白線や標識も見やすくなります。室内などの薄暗い環境でも文字認識能力も向上します。

これらの反応は特に年齢を重ねた方の方が効果は高く、コントラストアップの効果によって見えにくかったものが見えるようになる場合もあります。

ネオコントラストのラインナップ

レンズの色はブルーになります。ブルー色の濃度が2種類あり、色が濃い方がネオコントラストと言い、「まぶしさ」の減少や「くっきり」見える効果が高くなっています。色が薄い方がシーコントラストと言い、「まぶしさ」の減少や「くっきり」見える効果は色が濃いネオコントラストより落ちますが、普段使いには便利な色合いになっています。

プロユースと日常使いで分けて頂くと使いやすいかもしれません。

次に設計に関してですが、「近視・遠視・乱視・老視」用の薄型単焦点レンズと耐久性が高いスポーツカーブレンズの単焦点レンズ。45歳以上にお奨めの薄型遠近両用レンズとデスクワーク用の薄型近々両用レンズがございます。

それぞれの設計に対して色の濃さが選択可能です。

筆者のメガネに関して

眼鏡業界歴30年となった筆者ですが、年齢的なこともあり3～4年前からネオコントラスト・シーコントラストを愛用しています。

写真左の3本がネオコントラストで3本中2本が遠近両用レンズ、3本中1本がデスクワーク用の近々両用レンズです。写真右上がシーコントラストの遠近両用レンズ、写真右下の1本は単なるブルーライトカットの遠近両用レンズです。レギュラーのフレーム5本のうち、4本がネオコントラスト・シーコントラストで占められています。

個人的な感想ですが、ドライブ好きな私にとって「まぶしさ」を防いでくれる効果もさることながら、「景色が綺麗に見える」ことが大きなメリットとなっています。夏の青空は水色ではなく青く見えますし、雲はもくもくとした輪郭が見えて立体感が増します。木々の色は濃くなり、花はより鮮明に見えます。まるで子供のころに書いた絵日記のような色彩感覚に戻れます。

また、夜間運転も可能ですので、サングラスのような掛け替えが必要なく便利です。あくまでも私の目に合っているというだけかもしれませんが、大変気に入って使っています。

眼鏡業界歴30年のプロとしてデメリットも紹介しておきます。

色がついているメガネは仕事上問題があるという方にはお勧めできません。また、女性のお客様に関してですが、ブルー系のレンズカラーは目の周りがくすんで見えてしまうことがありますので注意が必要です。

こういった機能レンズは店頭で無料体験することが可能ですので、是非、店員さんに体験希望をお伝え頂き、試してからご購入を検討していただければと思います。